COLUMN

良い野菜って何だろう?

あなたの考える良い野菜とは?

良い野菜ってなんだろう?

良い野菜というとどんな野菜が思い浮かびますか?良く街中で「良いなすびが入荷しました」や「良いトマトが衝撃価格」の文字を見かけると思います。恐らくここで言う、良い野菜とは見た目・味・コスパ等を指していると思います。

果たして、それだけで「良い野菜」ということが出来るのでしょうか。

この記事では、今日までの日本の野菜販売のかたちを再定義し、良い野菜とは何か?を一度見つめ直して考えていきます。

良い野菜の一般的な定義

良い野菜と悪い野菜を分ける定義はたくさんあります。見た目の良し悪しなのか、味の良し悪しか、さらに言えば健康に良いか悪いか。上げるとキリが無いぐらい野菜の良し悪しの基準はたくさんあります。

日本では、「見た目・価格・産地」が良い野菜を見分ける大きな基準となっております。

この定義は紛れもない事実で、皆さんが野菜を購入する場所のほとんどがスーパーだと思います。そのスーパーに並ぶ野菜から買う選択肢は、産地と値段、そして色やツヤ等の見た目しかありません。※最近有機野菜専門の八百屋やスーパーの産直コーナーも増えてきましたが・・・。でも、ほとんどの方が疑いもなく目の前に並ぶ形の揃った野菜の中から購入していくと思います。

良い野菜を作る為に農薬に頼る日本

農薬

日本の消費の形が創り上げた「良い野菜」を作る為、農家さんはどのように生産物を育てるのが正解でしょうか。

答えは「農薬・化学肥料」です。

農薬や化学肥料は作物の天敵である病気や害虫の影響から遠ざけてくれます。そればかりか、成長を促し生産サイクルが早くなり安定的な生産を可能としてくれます。また、丸々とした見た目の良いおいしい野菜を作る事が出来ます。このような効果がある農薬・化学肥料は現在の消費のかたちの日本で、農家さんが生きていく上で避けて通れないものなのです。

良い野菜が環境や人体に悪影響を?

良い野菜が直接環境や人体を攻撃するわけでは無いのですが、作る過程や残留化学肥料等によって悪影響を及ぼします。化学肥料は、作物の成長を促すのに即効性があり、使い勝手が良いので農家さんに好まれ使用されていますが、一方で水に溶けやすく、田畑に散布した50~60%が地下水や河川に流出し、環境に大きなダメージを与えています。また、人体にとっても、血液の流れが悪くなり血栓症等の病気に繋がることが分かっています。

地球の未来に繋がる「良い野菜」

これまで説明した通り、農業により生計を立てている農家さんは農薬・化学肥料を使わない事によるメリットはほとんどありませんでした。最近になって有機野菜やオーガニック野菜が注目されて来ましたが、未だに国が推進している有機農法でさえ、日本の生産全体の0.2%程度だと言われています。そんな中で、これからの未来に繋がる農業の形は何なのか。今一度立ち止まって考えるべきなのかも知れません。当社では良い野菜を、地球や人にとって本質的に良いものかどうかで判断し、未来の人や地球に繋がる野菜販売のかたちを目指していきたいと考えております。なので、完成品の見た目や味のみで野菜そのものを判断するのでなく、生産の過程や生産者の想いを一番大切にして、「良い野菜」の販売に取り組んでいきます。その取り組みが、農業の将来に繋がり地球の未来に繋がると信じております。