SEMINAR

有限会社北庄司酒造店 北庄司知之様セミナー(第18回農楽マッチ勉強会)

北庄司氏

先週の酒蔵が繋ぐ“食”のネットワーク

開催日時:2014年7月13日 (日)13:40~14:40
開催場所:梅田阪急オフィスタワー29階㈱ライフプラザパートナーズ セミナールーム

大阪の泉佐野市で地酒を造っている(創業93年目)。仕込み量は年間200〜300石。酒蔵の2階をコンサートホールに造り変えた。昭和の後期は灘の下請けをやっていて、その時が生産のピークで、今は当時の1/20になった。お酒の銘柄は「荘の郷」を立ち上げた。水ナス漬けとセットでお酒を販売している。その他、お酒以外に焼きねぎ味噌、日本酒エキスの石鹸、粕漬の販売もしている。糠漬けは、社長が職人として拘って造っている。

杜氏は、①蔵人に来てもらう、②社長が杜氏、③杜氏を雇っている3タイプがある。北庄司酒造では、社員杜氏5名でお酒を造っている。社員杜氏の場合、自分たちの造りたい味を自分たちで造ることが出来る。手ばりでラベルで貼っている。杜氏は、お酒を造っていない時は、営業を行っている。

自身は、大学を中退して、自動車整備士学校に行って、2級の資格をとし、4年間自動車整備工業で働いた。その後、佐川急便で5年間働いた。佐川急便などで、お嫁さん探しを含めて、バイタリティーをもって活動することが身に付いた。そして、人の上に立ちたい気持ちで蔵を次いだ。

酒蔵見学は、お酒を造っていない時も依頼がある。バス3台は入ることが出来る。英語・中国語が出来ないことが今の課題になっている。酒蔵はお酒を造る所であるが、昔はその土地の名主が行っていたため、コミュニティーの場になっていた。そこで、地域に根付いた活動を目指している。コンサートホールは、文楽や少年少女合唱団も利用している。

泉佐野は、おいしい食べ物があるが、個々に活動しているので、それらを集めた「酒蔵祭」を行い、地元30店舗が集まって地元の方にふるまっている。

さらに、月1回、泉佐野の野菜・肉・調味料・お酒を集めた泉佐野酒蔵BBQ(冬は鍋)を行っている。これは、生産者が調理してお客様に提供する。毎月行っているので、趣向を凝らすためゲスト農家さんを招いている。これは、大阪産5つ星大賞を受賞した。

今後も泉州にある食に関する良いものを発信して行きたい。

(文責:岡村 善裕)