SEMINAR

NPO法人農楽マッチ勉強会理事米虫節夫様セミナー(第38回農楽マッチ勉強会②)

米虫氏 (2)

六次産業化のためのHACCP(ハサップ)

開催日時:2016年3月20日(日)13:30~16:30
開催場所:損保ジャパン会議室3F第31会議室

HACCP(ハサップ)とは、危害要因分析と必須管理点管理方式のことで、食品工程の中では、微生物汚染などの危害が発生する恐れがあるため、この危害要因をあらかじめ分析・予測し、安全な製品を製造するために必要な重要管理点を設定して、そこを監視することにより、製品の安全を確保する衛生管理システムのことです。従来のHACCPは、加工・製造だけでしたが、今では原料購入から、加工・製造、製品検査、保管・搬出、流通に至るまでに拡大されています。

食品安全の最大問題は、食中毒の防止と微生物汚染対策です。微生物レベルの「清潔」という目標に向かって、人間力の育成のための「しつけ」を継続して行い、「整理」「整頓」「清掃」「洗浄」「殺菌」を確実に行うことがHACCPの基礎となる食品衛生7Sであり、食品の安全につながるわけです。「食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法」というHACCP支援法が時限立法として施行されています。施設整備に対して、融資面、税制面から支援する低金利融資事業に関する法律です。

今後、食品事故を無くすとともに企業の発展のために、すべての製造業・食品企業等がHACCPに取り組むことになると予想されます。米虫先生が顧問的立場で関わっている工場の様子のお話からも、現場の活性化にもつながっているということでした。

(文責:篠田泉)